電気工事士は大変さもあるが達成感のある仕事
現場で働く方に話を聞くと、「すごく疲れるし、しんどいと感じることが多いけど、その分やりがいや達成感もある」という声をよく聞きます。
昔とくらべて、作業内容や働き方がだいぶ楽になったといわれていますが、もともとはきびしい職人の世界です。
電気工事の仕事がツラいと感じる場面は人それぞれで、「体力的にきついと感じるとき」「精神的にきついと感じるとき」「仕事を覚えるのがきついと感じるとき」などさまざまです。
プロフェッショナルの電気工事士として活躍していくためには、そういった壁を乗り越えられるだけの忍耐力も必要かもしれません。
電気工事士の仕事のやりがい
電気工事士のお仕事は、社会的貢献度の高い仕事だといえます。
大震災などの自然災害で多くの方が実感されたと思いますが、電気がなければほとんど何もできません。
照明やキッチン、お風呂は使えなくなりますし、インターネット、テレビも使えないので情報が得られず、外の状況もわからなくなってしまいます。
大きな自然災害が起きたときには、日本中が電気のありがたさや必要性を強く実感したと思います。
電気工事士は、安全かつスムーズに皆さまに電気を提供するために、さまざまな分野で尽力しています。
重要なインフラである電気に携わる電気工事士には、災害時などに電気関連のトラブルにいち早く対応することで、人々の生活を支え、命を守るという使命があり、社会的にもそういった役割を期待されています。
そういう意味で、電気工事士の仕事は、非常にやりがいのある仕事だと思います。
社会環境や時代の変化にともない、その職業価値はさらに「上昇」しており、将来性のある職業の一つともいえるでしょう。