こんにちは!株式会社栄光ワールドです。
弊社は東京都江戸川区の本社と千葉県柏市の営業所を拠点とし、1都3県を中心に活動している電気工事業者です。
<雑用の効果>
昔、ベテランさんに教わったことがあります。
腕力がある人は、腕力任せで荷物を運ぶ。腕力がない人は、台車を使う。他のシーンでも、道具を使ったり、ロープの結び方を知ってたり、テコの原理を使ったり、同じ成果を出すためにいろんな工夫をする。腕力がある人は、それらを選択できる。
背の高い人は、高いところにすぐに手が届きますし、手が長い人は狭所で遠くの電線をゲットできたりするので重宝される場面があります。体が小さい人は、狭所を通り抜けることができたり、高所でも安定するので体重が軽い人は、重宝される場面があります。
一見、両極端に見えそうなところが、反面、有利になることが現場では多くあります。電気工事は、けっして一人で完結できるものが多くはありませんので、メンバー同士の協力が重要です。十人いたら、十人十色じゃないですが、各々の得意な力を発揮してよい成果を上げたいですね。
仕事がキツイのは、男女関係ないかもしれません。どんな作業でも体力面ではキツイです。特に新人の時は、電気工事の技術に関わる作業内容もあれば、「雑用」といわれる内容も多くなります。
・荷物運び
・資材整理
・手元(作業補助)
電気工事の技術とは、一見、直接的には関りがうすい内容と感じますが、かといって、ただキツイ仕事を受け身でこなしているだけでは、もったいない経験です。雑用には仕事の本質部分があり、そこから何を学ぶかによって、技術人としての今後の成長に大きく影響してきます。
たとえば、荷物運びを任された場合、
・できるだけラクな持ち方はないか。
・台車にどのような配置でモノを積めば、安定するか、多く詰めるか。
・移動経路で、施工状況を確認でき、施工内容を勉強できたり、工程の勉強にもなる。
・どの作業でどんな物を、どれくらいの量を使うのかの勉強になる。
・物を取り出しやすいように配置する(仕事の流れがわかってくるとセンスが良い配置ができる)
たとえば、資材整理を任された場合、
・材料や工具の名前の勉強になる。
・効率よく、早く、整理をするにはどうするかのセンスがつく。
たとえば、手元(作業補助)を任された場合、
・作業の流れを近くで見ることができ、勉強になる。
・材料や工具の使い方や、合図などのタイミング、注意点などの勉強になる。
・どのタイミングで、どのように清掃すれば、効率よく後片付けができるかの勉強になる。
・どのように後片付けすれば、明日の作業が効率が良いか。
こういった考え方をきちんと身に付けておくことで、技術人としての今後の成長につながります。実作業も雑用も、体力的な部分は、最初は誰でもキツイです。ただ、考え方のコツや、体の使い方のコツ、物の持ち方のコツをつかんでいくことで、より効率的に大きな仕事ができるようになってきます。
体の小さな人が、大きな物を運んでいるのをよく見かけますが、そういう人は、物を運ぶコツを知っているからです。人数が少ないのに、あっという間に仕事を終え、後片付けを終えている職人さんも見かけますが、そういう人は、作業や、段取りのコツを知っているからです。
体力的にツライ時期であっても、そこからの学びが今後の成長につながることを知っている人は、技術人として大きく成長する方法を知っている人です。
当社のスタッフ写真
気さくなメンバーが多いので、すぐ打ち解けられると思います。
一緒に仕事ができる日を楽しみにお待ちしております。
最後までご覧いただきありがとうございました。